Last Kitten Heart prologue

夏実:こんにちは。夏実です。

ナナ:ナナです。

由樹:由樹です。私ね先月言えなかったんだけど、夏実ちゃんとあまり年齢は変わりません。

ナナ:そんなのどうでもいいので先に行きます。

由樹:お願いだから、待ってー。

ナナ:待ってあげる。

由樹:ありがとう。それでね、今度私が出ます………

夏実:どうしたの?

由樹:クシャミしないよね?

夏実:かぜ、治りました。

由樹:よかった。それでね、第二作目の………

ナナ:(くしゅん)

由樹:まさか………

夏実:ナナにかぜ、うつしちゃった。

由樹:だから何か元気ないのね。

ナナ:さっさと終わりにしようよ。

由樹:ヤダ、続ける、ちゃんと今日は言うの!

ナナ:だから今月の『夏実と魔術書ナナ』は、なかったの。

夏実:本当は関係ないんだけどね。

由樹:あれ?今月あったんじゃなかった?

ナナ:ほら………。あれだよ。事故だよ。

由樹:事故だったの。

ナナ:そう、すぐ止まるから切り裂いた!

由樹:壊したんじゃないの。

ナナ:違うんだよね?

夏実:うん。

由樹:なぜ、夏実ちゃんに聞く?

ナナ:だからすぐ止まっちゃうOSが悪いんだって。

由樹:だからって物に当たるのはどうかと思う。ねっ!夏実ちゃん。

夏実:え?………何?

由樹:もういい………。そういえばナナちゃん元気だね。

ナナ:急に…あたまが………痛い。

由樹:私、ほかに言いたいことがあるんだけど。

ナナ:そんなの知らない。

由樹:ここだけでしょ?自分の言いたいこと言えるのは。

ナナ:雑談のコーナーでいいじゃない。はい、次!

由樹:え?!


夏実:今日の議題は?

ナナ:………はい?

由樹:だるいでしょ?休んでもいいよ。

夏実:じゃあ、私が代わりに言います。

由樹:何か今日は緊張してない。

夏実:アメなめているからだいじょうぶ!

由樹:何か口に入っていると思ったら………そんなのでいいの?

ナナ:そんな堅苦しいものじゃないんだから。

由樹:ほら、休んでなさい。

夏実:今日の議題は『きとぅん・はーと組織化計画』について必要なものは何?

由樹:………は、どうでもいいので私の主役の………

ナナ:よくないって。

由樹:リンゴジュースでも飲んでいなさい。ね?

ナナ:ありがとう。

夏実:やっぱりまとめる人とか?

由樹:え?あっ議題ね。そうだよね。

夏実:役割とか必要でしょ?

由樹:そうだよね。あと、私の第二作目は………

ナナ:復活!!!

夏実:よかった。

由樹:どういう体、しているの?

ナナ:由樹ちゃんこそ。

由樹:………

夏実:何か落ち込んじゃったよ。

由樹:それだけは言われたくなかった。

ナナ:由樹ちゃんが落ち込んだところで次の議題は、

由樹:ひどいね。

ナナ:夏実ちゃんが言うことだっけ。

夏実:そうだよ、今日二つ目の議題は?

ナナ:『具体的に何をやるか』だね。そういうことでこの人の意見を聞こうと思います。

由樹:だれ?

陽介:こんにちは、陽介です。

由樹:あー。先月出てこなかったのに。

陽介:別にどうでもいいじゃん。

夏実:そうだよね。

ナナ:うん、うん。

由樹:まあいいや。それでこの二人に聞いても不安だから…

夏実:えっ!

由樹:訂正。ナナちゃんに聞いても不安だから…

ナナ:何それ!

由樹:本当にパソコン切り裂いたの?

陽介:なぜ、僕に聞く?

由樹:そうだよね、上の人に聞かないとだめだよね。

ナナ:上って何。

由樹:それはね、私の第二作目も言えないのも上の人が悪いんだよね。

陽介:そういえばどういう風に切り裂いたんだろうね。

由樹:おまえも私を無視するのか!

陽介:10tくらいあるハンマーじゃない。

ナナ:夏実ちゃんはどう思う?

夏実:うーん。車でひいたとか。

由樹:あの車で?トラックならともかく、軽だよ。

陽介:切り裂いたんだから、刃物だろうね。

夏実:と、いうことはナタかキリだね。

由樹:なぜ、キリなの。

ナナ:わかった。キリナタ裂いたんだ。

由樹:それを言うなら『ナタで切り裂いた』でしょ?

陽介:そうか、キリナタ裂いたんだ。

由樹:………聞いてないな。

夏実:菊で菜種咲いたんだ!


由樹:ひとつ聞いていい?議題どうするの?

ナナ:忘れてた。

陽介:そのために来たんだった。

夏実:じゃあ再開!

ナナ:Kitten Heartで具体的に何をやる?

由樹:まず、私を無視しない。

陽介:普通のことはあまりやりたくないよね?

ナナ:たとえば………ちょっと無理なこととか?

夏実:何があるのかな。

由樹:…と、言っているそばから無視しているね。

陽介:テストってなくならないものなのかな………。

夏実:テストなくなってほしい。

ナナ:それにする?

由樹:結構安易に決めるね。


陽介:雑談のコーナー。まず最初のお題は………じゃじゃん。

夏実:じゃじゃん。

ナナ:じゃじゃん。

由樹:………じゃ、じゃじゃん。これって言わなきゃいけないの?

陽介:先月に引き続き、今度は『好きな食べ物』。

夏実:私はお菓子。

由樹:………甘党だね。

ナナ:ホットケーキかな?やっぱり。

陽介:ホットケーキは、絶対おいしい。

夏実:おいしいよね。メープルシロップいっぱいかけたのが好き。

陽介:あと、バターのにおいもいいよね。

ナナ:うん。

由樹:………そんなに好きか?ホットケーキ。

夏実:由樹ちゃんは?

由樹:カレーライスとか好きだよ。

ナナ:今どきカレーライスだって。

陽介:何考えてるんだろうね。

由樹:普通じゃない。カレーライス。

ナナ:でもねえ…………

夏実:そうだよね。

由樹:夏実ちゃんまで…………。みんな甘党なんだね。

陽介:そうみたいだね。

由樹:まさか、紅茶に砂糖いっぱい入れないよね。

陽介:ごくたまに。

ナナ:3、4杯くらい。

由樹:結構入れるんだね。

ナナ:よくコーヒーとかについてくる、プラスチック製の小さいスプーンだけどね。

由樹:ああ、そう。夏実ちゃんは?

夏実:わかんない。

由樹:わかんないくらい入れるな。そんな飲み方して…………

ナナ:そういう自分はどうなの?

由樹:2杯でやめてるよ。

陽介:入れているんじゃん。

由樹:だって、砂糖入れないと飲めないんだよ。

ナナ:ようこそ、甘党の世界へ。

由樹:絶対に入らない。

ナナ:わがままだ。

由樹:関係ないでしょ。