Last Kitten Heart experiment

夏実:こんにちは、Kitten Heart総帥の夏実です。

ナナ:ナナです。

由樹:由樹です。

ナナ:そう言えばこの『Last Kitten Heart』の意味は『こういうことはこれで最後』なんだけど………。

夏実:本当に終わっちゃうという意味じゃないんだよね。

由樹:『Last』ってそういう意味じゃないでしょ。

ナナ:ラストスパートというのがあるね。


由樹:そういえばこうして三人でトークをやるのもひさしぶりだね。

ナナ:ああ、また由樹ちゃんと一緒か。

由樹:ねえ?嫌なの?

ナナ:別に…

由樹:『別に…』嫌なの?

ナナ:いや…。

由樹:何か冷たい。

ナナ:そんなことないよね?

夏実:全然ない。

由樹:この二人って『夏ナナ』じゃあコンビだよね。

ナナ:…そういえば、『SNOWY』。いつまで残しておく?

夏実:そうだよね。冬までかな?

由樹:ねえ、夏ナナは?

ナナ:ずっとでいいんじゃない?

夏実:そうする?

由樹:ねえ、夏ナナは?今月分は?

ナナ:そうしよう。

由樹:できなかったんでしょ?

夏実:………

ナナ:………



ナナ:言い訳かもしれないけど、編集が大変なんだよ。

由樹:なにが?

ナナ:いろいろ方針が変わってね。

夏実:『Kitten Heartはファンタジー系でいこう!』ってなりました。

由樹:いつから?

ナナ:去年の暮れから。

由樹:大変なのはわかったよ。

夏実:どこをどう変えるとか…

ナナ:前のつながりも考えなくちゃいけないし…


由樹:さあ、今度は私の『ちょこっと子猫の由樹ちゃん』第1話公開。

ナナ:何かやっとって気がする。

夏実:そうだね。

由樹:半年かけて引っ張ったからね。

ナナ:そんな期待されてない今回のちょこゆきは?

由樹:期待されてないって………。

夏実:それで?

由樹:………第1話は私のところに来た子と事件に巻き込まれます。

ナナ:それで?

由樹:………とにかく見て。

ナナ:逃げたね。


ちょこっと子猫の由樹ちゃん第1話 ※諸事情により2019年2月をもって削除しました


由樹:それで、感想は?

ナナ:実は由樹ちゃんは、お…

由樹:きゃあー。ストップ!それ以上言わないで。

ナナ:だって事実じゃん。

由樹:事実じゃない。夏実ちゃんは?

夏実:何が?

由樹:もういい。


由樹:そういえば今日って何の日?

ナナ:ふっふー。

由樹:何それ?

ナナ:それが何って。

由樹:別にいいや。夏実ちゃん…は……?

夏実:きとぅん・はーと開設記念日!

由樹:そうだけどさあ。今日2月14日はバレンタインデーだね。

ナナ:それが何。

由樹:バレンタインデーって言うのは…

ナナ:ああ、思い出した。甘いものが好きなのにだれもくれない悲劇なイベントのことですか。

由樹:…そう解釈するのね。でも私、今日はちょっと考えているんだ。


Last Kitten Heart本編


夏実:改めましてこんにちは、夏実です。

ナナ:ナナです。

由樹:由樹です。

留恵:留恵です。

陽介:陽介です。

由樹:総帥選、やり直そうよ。

留恵:なんの不正もなかったからダメ。

由樹:じゃあ、副総帥選をやろう。

ナナ:副総帥って………。

留恵:せめて総帥補佐だよね。

由樹:それでもいいからやろう。

夏実:じゃあくじで決めよう。


夏実:一本だけ赤い印がしてあるから。

由樹:何で全部で5本あるの?

留恵:夏実ちゃんがひいたら指名してもいいからね。

由樹:そうならいいよ。

夏実:みんなひいて。

陽介:これにしよう。

由樹:私はこれ。

夏実:みんなひいた?

留恵:ひいたよ。

陽介:みんなひいた?

ナナ:王様だれだ?

由樹:はい、私。じゃあ、2番と3番が抱き合う。

ナナ:3番だ………。

留恵:私2番。

ナナ:………ん?

留恵:ナナちゃん………。

二人:………(きゅっ)。

夏実:みんな返してね。

由樹:これおもしろいな。

陽介:そうでしょ?

由樹:うん。………ってちっがーう。

ナナ:何がちがうの?

由樹:だから私さっき赤いくじひいたって。

留恵:そしたらナナちゃんって結構温かい。

由樹:ああ、よかったね。

夏実:ねえ、みんなひいて。

陽介:やり直しということで。

留恵:夏実ちゃんが待っているでしょ。

由樹:うん、わかったよ。

ナナ:王様だれだ?

留恵:はい、私。じゃあ、王様が総帥補佐になる。

由樹:そう言えばよかったんだな。


由樹:今日ってバレンタインデーだね。

留恵:…バレンタインデーって甘いものが嫌いなのにみんなくれる、悲劇的なイベントのこと?

由樹:…留恵ちゃんはそう解釈するのね。陽ちゃんは?

陽介:糖尿病なのに甘いものをくれる大悲劇なイベント。

由樹:………夏実ちゃんは?

夏実:みんなに感謝の気持ちを込めてチョコをあげる日。

由樹:みんなこういう肯定的なこと言ってよ。

留恵:…だから?

由樹:チョコ作ってきたんです。

陽介:何でまた………。

由樹:『ちょこゆきが始まってみんなよろしくね』という意味で。

ナナ:ダジャレ?

由樹:違うって。

夏実:何がダジャレなの?

由樹:ひとりわかってない人がいるんですけど………。とにかく食べて。

四人:いただきます。

由樹:ねえ?みんなどう?

留恵:………まずい

由樹:え?

留恵:チョコ好きじゃないから………。

由樹:だったら食べるな。

陽介:………何か、何だろう。あま………過ぎる。

ナナ:そう、そうだよ。甘過ぎる。

由樹:あれ?この二人甘いの好きじゃなかったっけ?

陽介:それでも甘い。

ナナ:甘過ぎて食べられない。

陽介:お茶飲もう。

ナナ:ボクも飲む。

由樹:ちょっと待ってよ。そんなに甘くないはずだよ。

陽介:ちゃんと味見した?

由樹:………してない。甘いの好きじゃないから。

ナナ:僕らで実験するな。

由樹:………ごめんね。夏実ちゃんは?

夏実:(ゴホッ)

由樹:やっぱりまずかった?

夏実:(ゴホッゴホッ)

ナナ:負傷者が出たよ。

由樹:ホントにごめん。

留恵:悪魔のチョコレートだね。


ナナ:夏実ちゃん、だいじょうぶ?

夏実:だっ…(ゴホッゴホッ)

留恵:休んでいた方がいいよ。

陽介:お茶でも飲みな。

由樹:………夏実ちゃん。

夏実:だいじょうぶそう。

留恵:無理しちゃダメだよ。

夏実:………うん。

由樹:夏実ちゃん、ごめんね。

ナナ:じゃあ、食べてもらおう。

由樹:わかったよ。

陽介:お味は?

由樹:あっまーい。

留恵:(ゴクッ)

由樹:あー。私の紅茶。

ナナ:今の言い方はおいしそうに聞こえたよね?

陽介:夏実ちゃん、これ飲んで。

夏実:………ありがとう。

由樹:ジュースまで。飲み物なくなっちゃったじゃない。

留恵:自分で作ったチョコくらい水なしで食べな。

由樹:ひどすぎる。

ナナ:なんでひどいのさ。

由樹:すみません。まずかったです。


留恵:(ゴクッゴクッ)

由樹:留恵ちゃん何、氷水なんて飲んでるのさあ。

留恵:ほっといてよ!

由樹:あー。さっき私の紅茶飲んだときヤケドしたでしょ。

ナナ:負傷者続出だね。

陽介:危険だなあ。

由樹:なんか私が悪いように聞こえる。

ナナ:総帥に補佐、主要ポストだけねらったなんて………なんてひどいんだ。

陽介:何も悪くない人を………

由樹:別に私は悪くない。

ナナ:この………悪徳政治家!

由樹:私、政治家違う。そういえば、留恵ちゃんまでどっかにいっちゃったね。

陽介:自分が何もなれなかったから恨んでいるでしょ?

由樹:そんなこと絶対にありません。たまたま二人に被害がいっただけだって。

陽介:やること無いね。

ナナ:そうだね。

由樹:しりとりでもやる?

陽介:イヤ。

ナナ:やめようよ。

由樹:じゃあ何やる?

ナナ:ものまね。

由樹:私が何でものまねやらなきゃいけないの?

陽介:似てない。

ナナ:うん。何やったかわからなかった。

由樹:ちっがーう。ものまねやってない。

留恵:何騒いでいるの?

ナナ:ねえ、留恵ちゃん。由樹ちゃんがものまねやってくれた。だれだがわからないけど…。

由樹:だから、やってない!

留恵:それ、男の人?

由樹:違うって。

留恵:じゃあ、真ん中だね。

由樹:真ん中って………

ナナ:真ん中は真ん中。

由樹:何か気に障る。


ナナ:今月からこれで実験をしようと言うわけだったのですが………

陽介:『今月の実験テーマは?』何だったか?

留恵:人にチョコはあげない。

由樹:そんな………

陽介:次からちゃんと決めよう。

ナナ:そういえば夏実ちゃんは?

夏実:何とかだいじょうぶ。