Last Kitten Heart departure

夏実:うわっ、びっくりした。

 

夏実:みんな、どこだろう。

 

夏実:どうしよう。

 

夏実:うわっ。

??:…いたい。

夏実:転んじゃった。何か変なものが雪の中にある。

由樹:変なものじゃない!

夏実:だいじょうぶ?

由樹:…うん、ところで何があったの?

夏実:雪崩があった。

由樹:後ろから何か押されたと思ったら雪の中に埋まって…

夏実:大変だったね。

由樹:ダジャレじゃないからね!

夏実:うん。

由樹:夏実ちゃんだけだよ。私をわかってくれるのは。

夏実:よくわからないけど。

由樹:ところでほかの3人は?

夏実:わからない。

由樹:雪崩があったときみんなどうしたの?

夏実:逃げようとしたらすぐ巻き込まれた。

由樹:私たちよく無事でいられたね。

夏実:みんなどうしているんだろう。

由樹:留恵ちゃんはどうでもいいよ。

夏実:どうして?

由樹:こうなったのは留恵ちゃんの責任だよ。

夏実:そうなの?

由樹:だって、留恵ちゃんが温泉に行こうって言わなければ、よかったの。

夏実:でも、留恵ちゃんってしっかりしているともうけど。

由樹:やだ、留恵ちゃん怖い。

夏実:だいじょうぶ?

由樹:何か急に怖くなってきた………。

夏実:由樹ちゃん、震えているよ。

由樹:だって、だって………。

夏実:そうだ!お菓子食べて落ち着こう。ジュースもあるよ。

由樹:ごめんね、急に泣き出して。


留恵:でもよかったよ、とりあえず3人は無事で。

ナナ:そうだね。

留恵:あと二人見つけに行こう。

陽介:その前に言うことがあるだろう。

留恵:なに?

陽介:こうなった責任は誰にあるんだよ。

留恵:私にあるって言いたいの?雪崩が起きたのはアイツのせいでしょ?

ナナ:アイツとは由樹ちゃんのことだね。

陽介:温泉に行こうって言ったのは誰だよ。

留恵:私だけど、海か山かどっちがいいか決めたのは夏実ちゃんじゃん。

陽介:でも、場所を決めたのは留恵ちゃん。

留恵:だだをこね始めた原因を作ったのは荷物を多く持ってきた陽ちゃんでしょ!

ナナ:あんなことがあった後だからちょっとパニックになっているから落ち着こう。

留恵:うるさい。

ナナ:はい。

陽介:口で言っても無駄だね。

留恵:私が貸した日本刀、使う?

陽介:いいよ。

ナナ:二人とも落ち着こう。

留恵:ただ勝負してもつまらないから何かかけよう。

陽介:負けた方はKitten Heartから出ていく。

留恵:のった!

ナナ:のるなよ。ほかの二人さがさなくていいの?

留恵:こっちは武器はいろいろあるからね。

ナナ:ほら、もしかしたら由樹ちゃんが雪の中に埋まっているかも。

留恵:アイツはどうでもいい!

ナナ:由樹ちゃんってかわいそうな位置にいるね。

陽介:絶対勝ってやる。

ナナ:仲良くやろうって決めたじゃん。

留恵:もうどうでもいいよ。

ナナ:なに言っても無駄だ。どうしよう………。