Last Kitten Heart departure

夏実:でも、このクッキーおいしいね。

由樹:夏実ちゃん…トランプ遊び、途中であきらめるのはやめようよ。

夏実:ねえ…変えよう………。

由樹:いいよ。これ終わりそうにないよ。

夏実:さっきから上がれないね。

由樹:何をやっていたかは前回の21番見てね。

夏実:なに言っているの?

由樹:ううん。何でもない。

夏実:このクッキーおいしいから由樹ちゃんも食べたら?

由樹:なんか夏実ちゃんって幸せそうだよね。

夏実:なんで?

由樹:…ん?なんとなく。

夏実:なんで笑っているの?

由樹:何でだろうね。

夏実:………。

由樹:………。

夏実:どうしたの?

由樹:夏実ちゃん、大スキ!

夏実:それ、ちょっと困る…。

由樹:だいじょうぶ、同性としてだから。

夏実:それも困る…。

由樹:私って嫌われているの?


陽介:ああ、話しが脱線した!

留恵:誰が脱線させたんだよ。

ナナ:たぶんどっちかだよ。

陽介:いい加減、留恵ちゃんをきる。

ナナ:その前に違うもの切った気がするんだけど。

留恵:学校教育っておかしいよね。

陽介:だから…?

留恵:やっぱり、差別はよくないじゃん。

ナナ:そうだね。

留恵:人種とか貧富とかであるでしょ?

陽介:それで?

留恵:特に男女差別はよくない。私はそう思う。

陽介:それは同感だけど。

留恵:結論を言おう!個室っているの?

陽介:何の話?

留恵:いや、知らないならいいけど。ものすごい逃げの対策だなっと思って。

陽介:その話、気になる。

留恵:最後に何が言いたいか言おう。堂々と来なさい!

ナナ:まわりくどい。

陽介:最初っからそういえばよかったんだよ。

留恵:ごめんね、ちょっと不器用で。

陽介:いじめ対策ならもっと堂々としろって言えばよかったんだよ。

留恵:要はそういうこと。

ナナ:また、そんなこと言って………。

陽介:二つ合わせて聞く!あれはどうなの?


夏実:由樹ちゃん、どうかした?

由樹:夏実ちゃん…いつも言っているけど私は………


留恵:「…女の子なの!」って言っている変な子?

ナナ:由樹ちゃんのモノマネ似てない。

留恵:似てなくてわるかったね!

陽介:その変な子。いじめで差別じゃない。

留恵:その前にあれはどっちなの?

陽介:そんなのわかんないよ。

留恵:じゃあ、本人に聞けば?

ナナ:だったら女の子じゃない。

留恵:自称って当てにならいから違うと思う。

陽介:本人に聞けばって言ったじゃない!

ナナ:「ちっがーう。そうじゃない。」

留恵:それ似てる。由樹ちゃんそっくり。

陽介:どうやって覚えたの?

ナナ:「…なんとなく。」

留恵:それは夏実ちゃんだね。

陽介:あの二人どうしているんだろう。

留恵:最近見てないね。

ナナ:雪崩に巻き込まれてから30分ちょっと過ぎたくらいしかたってないじゃない。

留恵:…探しに行こうか。

陽介:そうだね。

ナナ:行こう。


由樹:わたし、夏実ちゃんに嫌われている………。

夏実:由樹ちゃんが雪の上で泣いている…。

由樹:なに言っているの!

夏実:何か冷えてきたね。

由樹:それとこれ関係ないじゃん。

夏実:どれと、どれ?

由樹:別にいいよ。だったら私はこんなこと言ってやる!

夏実:なに?

由樹:私、仮装大会出るんだ。それでまわりがうらやましがるからこう言ったんだ。

夏実:なんて言ったの?

由樹:この衣装、いいしょ(衣装)貸そう(仮装)か?

夏実:聞かなきゃよかった。

由樹:はっきり言わないでよ。自信作だったのに!ダブルだったのに!

夏実:そうだったんだね。

由樹:だったらこれだ!私フロリダに行きたかったんだけどジャマイカになって…

夏実:じゃあ、まいっか。

由樹:言わないでよ!

夏実:なんとなくわかった。

由樹:夏実ちゃん、厳しい。

夏実:でも、楽しいね。

由樹:そうでしょ!

夏実:5人そろっていたらもっと楽しいだろね。

由樹:探しに行くの?あんまり動かない方がいいんじゃない?

夏実:なんとなくこっちの方にいる気がする。

由樹:なんとなくか。今月何回聞いただろう。

夏実:行こう。

由樹:なんとなくって、どこって定まってないけど、そう感じることだよね。