Last Kitten Heart biscuit

夏実:お昼ごはんおいしかったね。

留恵:午後はどうしようかな。ね、みなさん?

ナナ:お昼寝。

留恵:却下。

ナナ:何で。

留恵:しゃべるのも却下なんだけどね。

ナナ:パート1全然しゃべれなかったんだぞ。

陽介:何でしゃべれなかったの。

ナナ:ひどいよ。由樹ちゃんなんか『私ばっかりいじめられている』って言っていたけど、しゃべれない方がかわいそうだと思わないの。

由樹:ごめんね。鳴き声で満足していると思ってて。

留恵:後半しゃべれる予定だったらしいよ。

夏実:何でパート1終わっちゃたの?

留恵:一番は方針変更でしょ?

由樹:また?

留恵:だから、パート1の没ネタあるらしいよ。

ナナ:例えば?

留恵:『白雪姫』もじって『白由樹姫』。

由樹:それやってみたかったな。

留恵:でも、王子役が私で、殴って起こすらしい。

由樹:やっぱり。

留恵:他には『夏実とシンデレラ』。さすがにナナちゃんはしゃべれるらしい。

ナナ:あーそうだったの。

由樹:夏実ちゃん主体っぽい。

留恵:実際そうかもしれない。シンデレラ役は由樹だし。

由樹:夏実ちゃんが一番いい役が多かった気がする。

夏実:そんなことないよ。

留恵:うさとかめって夏実ちゃんがしゃべったのは最初と最後だけだし。

陽介:他には?

留恵:『長ぐつをはいた猫』。もちろんナナちゃん主役。

ナナ:これでいっぱいしゃべれるのか。

留恵:でも、はくのは長靴じゃなくて、スカートっていう案があったらしい。

ナナ:それ、ヤダ。

陽介:セーラー服とか学ラン着たらまた違うんじゃない。

留恵:『なめんな』とか。

由樹:何で知っているの。

留恵:夏実ちゃん、知ってる。

夏実:うーん。なんとなく。

留恵:ホントはYunaも含めてみんな知らないんだけどね。

ナナ:スカートはくのは良しとして、どういう内容だったの。

留恵:あのね、Yunaね、あのはなし知らないらしい。だからシナリオまではできてない。

ナナ:そうなの。

留恵:そうみたい。Yuna話は、もうよそう。今、精神的に落ち込んでいるらしいし。

夏実:でも、おしゃべりは楽しいよね。

留恵:おやつ食べながらする?

ナナ:お昼寝は?

留恵:2、3個しゃべって寝れば。

夏実:ビスケット作ろうよ。

由樹:だからシリーズタイトルがbiscuit part2なの。

留恵:材料って買わないとない?

夏実:うん。

留恵:じゃあ、男の子行ってきて。

陽介:うん。行ってくる。

ナナ:一緒に行こう。

留恵:ほら、男の子。

由樹:え!!私、ちがう。

留恵:どっちでもないならそっち行きな。

由樹:だったらこっちがいい。

留恵:えーと。由樹ちゃんがそっち行ってくれないと困るらしい。

由樹:誰が?

留恵:Yunaが。