Last Kitten Heart precious

夏実:あっ!

留恵:どうしたの?

夏実:なんか目の前で光ったような気がする…。

留恵:気のせいじゃないの?

夏実:でも、何かキラキラ光ったような気がする。

留恵:あれだよ、由樹ちゃんが女の子だと思っているのも気のせいのと同じだよ。

由樹:ちっがーう!

ナナ:ホントは人間じゃないの!

由樹:それも違うって。

留恵:…由樹ちゃん、病気だからね。

由樹:なんでさ!

留恵:人が言ったことに最近何でも反応するでしょ?

陽介:そういえば!

由樹:そういえばじゃないでしょ!

留恵:ボケ依存症なのです!

ナナ:なにそれ?

留恵:誰かのボケにツっこみたくてしょうがない症状。

由樹:そんなのがあるわけないでしょ!

留恵:どうでもいいんだけどね。

由樹:よかったのかよ。

留恵:ほら!自然の木々。きれいな空気。どうでもよくなるでしょ?

由樹:それとこれは違うでしょ。

陽介:さっきから同じところ歩いていない?

由樹:あ!私もそう思っていた。

留恵:迷ってないからね。

由樹:また、道間違えたでしょ!

留恵:私は一度も間違えたことはない。

由樹:うそつき!

留恵:あんたがぎゃーぎゃー騒ぐから雪崩に巻き込まれたんでしょ!

夏実:ホントはあとどのくらいで着くの?

留恵:あと10分位なんだけどね。

ナナ:じゃあ、すぐそこだね。

留恵:一本道だから迷わないって!

由樹:だったらいいんだけどね。