Last Kitten Heart connection

夏実:留恵ちゃんって射的はうまいんだね。

留恵:そうでしょ。

ナナ:だからってこっちに向けなくても。

留恵:ちょっとした余興だよ。

ナナ:どんな余興だよ。

留恵:これからはエンタテインメント性がないとね。

陽介:そんなのいらないよ。

留恵:まあ、今度はゆっくり散策したいね。

夏実:そうだね。

陽介:射的はもういいよ。

留恵:えー!なんで!

陽介:そんなに怒らなくても…。

ナナ:とにかく今度はのんびりしたいね。

夏実:部屋に戻ってどうするの?ご飯?

留恵:一応そうだけど…。ちょっと早く戻りすぎたからトランプでもしようか?

夏実:トランプあるの?

留恵:あるよ。ちゃんと準備してあるから。

陽介:準備がいいんだね。

留恵:私はしっかりしているの!

陽介:その割には一緒にどこかに行くと迷子になるよね。

留恵:あれは事故。迷子になってない。人生の迷子はYunaだけど。

ナナ:そうかもね。

留恵:いろいろ辛いことあると思うけど………Yuna、元気だしな!

ナナ:そうだね。

留恵:絶対に私たちを巻き添えにしなければ、それでいいから。

ナナ:結局それなんだね。

留恵:だってそうでしょ。

ナナ:うん。本音は。

留恵:とにかく雪の時もこの間もアクシデント。


夏実:部屋のカギ、誰が持っているんだっけ?

留恵:私。今開けるから。

陽介:でも、みんな一部屋に泊まれてよかったね。

留恵:そうでしょ。空けてもらったんだから。

夏実:その方が楽しいかもね。

留恵:二部屋にしてもよかったんだけどね。よしっ。開いた。

夏実:ただいま。

留恵:しっかり寝てた?

由樹:ん?…うるさいよ。

留恵:なんか違和感を思わせる。

由樹:ほっといてよ。

夏実:由樹ちゃん、だいじょうぶ?

由樹:ううん。ダメ。

留恵:由樹ちゃんもついてないね。熱が2000度も出るなんて。

由樹:あたしはなんなの?

ナナ:39度でしょ。

陽介:ゆっくり寝てな。

由樹:うん。誰かが邪魔しなければ。

留恵:みんな由樹ちゃんの安眠妨害しちゃダメだよ。

由樹:留恵ちゃんだよ。

留恵:まあ、風邪引きさんは寝てなさい。

夏実:由樹ちゃんは、いろいろあったからね。


留恵:第1回Yuna杯トランプ大会っ!

ナナ:なんでYuna杯なの?

留恵:まあ、元気出せよと一発撲とうかと。

陽介:ぶっちゃダメでしょ。

留恵:違うよ。注入するんだよ。

陽介:…単なる暴力じゃん。

留恵:じゃあ…第1回温泉まんじゅう争奪トランプ大会っ!

夏実:さっき買った12個入りのまんじゅう。由樹ちゃんが3個。で、みんなはさっき食べたから2個ね。

留恵:その余りの一個を争奪します。

陽介:…で、何で決めるの?

留恵:普通はポーカーだよね。

夏実:私ルール知らない。

留恵:じゃあどうする?

ナナ:ババ抜きは?

留恵:普通すぎる。

陽介:7並べは?

留恵:盛り上がらない。

ナナ:何だったらいいの!

留恵:何って言われても。

由樹:…神経衰弱は?

留恵:ああ、そうだね。

ナナ:そうしよう。

由樹:…うるさくって眠れないよ。

夏実:じゃあ、バラバラにします。

留恵:順番はじゃんけんで…。


ナナ:ボクからだ。

留恵:ナナちゃんが最初ってなんかめずらしい気がする。

夏実:そうだね。

ナナ:そうなの?………ああ、やっぱり外れた。

陽介:最初は、しょうがないよね。

夏実:じゃあ、次わたし。

留恵:そういえば、みんな。今後どうしたい?

陽介:何を突然。

夏実:うーん。外れた。

留恵:みんなでなんかやろうかな?とかさあ。

陽介:ちっ。外れた。つぎ、留恵ちゃんだよ。

留恵:あっ、そうか。

夏実:例えば何をやるの?

留恵:例えば?バンドとか。

ナナ:野球でもするの?

陽介:サッカーで反則になるヤツ?

夏実:工作でくっつける時に使うヤツ?

ナナ:具はベーコン、レタス、トマトがいい。

夏実:香料植物?

留恵:バントとか、サンドとか、ミントじゃないの。

ナナ:じゃあ何?

留恵:みんなで楽器演奏したり、歌ったり。

ナナ:ああ、それか。

留恵:なんだと思ってたの?

陽介:ボーカルって留恵ちゃん?

留恵:うーん。ボーカルは夏実ちゃん!

夏実:やった。

ナナ:いいの?それで?

留恵:由樹ちゃんどうしたの?仲間に入る?

由樹:そうじゃなくて………みんなそんなに仲良かったっけ?