Last Kitten Heart connection

夏実:でも、ここで何しているの?

妖精:あはは…。ぶはは。

ナナ:よっぽど楽しい事してるんだな!

妖精:おもしれー。こいつら。あはは…。

ナナ:夏実ちゃん、ここで怒ったら留恵ちゃんと一緒だからね。

夏実:うん。

ナナ:あんまり気にしてないみたいだね。

夏実:そんなにおもしろかったのかな?

ナナ:笑いダケの毒で笑っているからね。

夏実:ところで、こっちに何しに来たの?また買い物?

妖精:ぶふっ。ぐふふ…。

夏実:ねえってば!

ナナ:夏実ちゃん、無駄だよ。笑いこけてるし。

妖精:そう…ぶはは。か、買い物。ぐふふ…。

夏実:だって。

ナナ:この状態で買い物?店員に怪しまれないのかな?

夏実:うきうきショッピングだね。

ナナ:どこが…?

夏実:そういえば、何買いに来たの?

妖精:あはは…。しょ、しょ、食料品。ぬふふ…。

ナナ:しゃべるの辛そうだな…。

妖精:お菓子とかね。おかし?おかしー、きゃははあ…。

ナナ:お菓子がおかしい?自分で言って笑ってる。

妖精:はは…、ゲホッ、ゴホッ。あはは…。

夏実:どうしよう、笑いすぎて呼吸困難になってる…。

ナナ:3日間笑い続ける前に窒息死しちゃうよ。

夏実:あの笑いダケ、毒に逆らわず笑い続ければ助かるの?

ナナ:危険な毒キノコだからね、じわりじわり苦し…いや、笑い絞めて安楽死?

夏実:本物の殺人的キノコだね。

ナナ:食べさせてあの子、未遂だったらやらかしてるからね。

妖精:はあ、はあ。あはは…。そ、そ、そういや、あれもう行った?ぐふふ…。

ナナ:無理してしゃべらなくても…。

夏実:あれって?

妖精:き、貴様らに、あはは…。あ、あげたチケット。がはは…。

夏実:あ、あれ!なんのチケットなの?

妖精:ある異世界への、ぬふふ…。パスポート。

ナナ:異世界?

妖精:この世はラジオの周波数みたいな違いで、あはは…。いろんな異次元世界がある。

ナナ:こことお前ん所も?

妖精:そう、あはは…。

ナナ:そうなんだ。

妖精:で、でも。きゃははは…。あれよりはマシな世界だよ。

ナナ:あれって悪政じゃん。

妖精:一部分は除いて…。あーははは!

ナナ:そこはマジで笑っただろ!

妖精:そ、そういう意味じゃねぇ…、あはは。

ナナ:ホントかよ。怪しいよ。ねえ。

夏実:うん…。

妖精:すっごく、いい所だから。あはは…。

夏実:いい所?

妖精:なんたって楽園って、ぬふふ…。言われているから。

夏実:どんな世界なの?

妖精:理想郷とかユートピアって感じかな?ぐふふ…。

ナナ:楽園とユートピアって同じじゃないの?

妖精:行けばわかるよ。なはは…。

夏実:どうやっていけばいいの?

妖精:この旅館の地下室に通じている階段を、ぶはは…。

夏実:………?どこ?

妖精:ぶふっ。ぐふふ…、あはは…。

夏実:ねえ!

ナナ:また始まっちゃった。

妖精:く、苦しい…。吐きそう。あはは…。

ナナ:すぐ近くにトイレあるし、行けば?

妖精:トイレ?いっといれ?きゃははあ…。し、死ぬ〜。

ナナ:自滅してる。