Last Kitten Heart connection

夏実:うーん。すがすがしい朝っ!

留恵:若いっていいよなぁ。

ナナ:世間的には留恵ちゃんだって若いし。

留恵:でも、この中じゃ年上だし。

陽介:まあ確かに。

留恵:私も夏実ちゃんくらいだったらな。

夏実:8才だよ。

留恵:いいじゃん。1桁なんて。

ナナ:留恵ちゃんっていくつだっけ?

留恵:14だよ。

ナナ:何が不満なの?

留恵:じゃあ、みんなそろそろ起きようか。

陽介:留恵ちゃんくらいだよ、寝てるの。

留恵:バカ由樹は?

ナナ:バカって…。

夏実:まだ寝てるみたいだよ。

留恵:ほら、いるじゃない。

ナナ:あれ病人だし。

留恵:そうだ!朝の散歩行かない?その後、温泉入って。

夏実:行くっ!

留恵:ついでに由樹の墓穴掘りに行くんだけど。

陽介:殺すなよ。

留恵:もう助からないと思って。

陽介:助けてあげろよ。

留恵:ちょっと先走っちゃった。

由樹:…おはよう。

留恵:なんだ元気そうじゃない?

由樹:…少しは。

夏実:一応、熱計ろう。

留恵:そうだね。私が計ってあげようか?

由樹:手伝わなくていいよ。

留恵:由樹ちゃん。体温計って口にくわえるんだよ。

由樹:知ってるよ。

留恵:えいっ。えいっ。

由樹:いたい!いたい!そこ、ノドだよ!

留恵:こらっ。暴れるな!


留恵:由樹ちゃん、まだ熱が1万5000℃…

由樹:まだ言うか。

夏実:でも、よかった。平熱で。

留恵:今度こそ五人で観光しようか。

夏実:そうだよね。

由樹:留恵ちゃん…。

留恵:帰り四人になっているかもね。

由樹:ええっ!!

ナナ:観光と言えば…。

留恵:なに?

ナナ:例のチケット。

留恵:ん?ああ、あれ。

夏実:夜中、また会ったんだよ。

陽介:あの妖精に?

留恵:声かけてくれれば、よかったのに?

陽介:ねえ。

夏実:だって、起きないんだもん!

留恵:ごめん、ごめん。怒んないで。

陽介:悪かったよ。

留恵:それでなんだったの?

ナナ:この前みたいな感じで別世界に行くためのチケットだって。

由樹:変な所じゃないよね!

ナナ:それはわからないけど、『楽園』って言ってた。

留恵:止めよう。また、危ない所だったら嫌だし。

由樹:そうだよね!やっぱり、そうだよね!

留恵:夏実ちゃん!朝風呂に行こう。

夏実:うん。

由樹:私も行く。

留恵:陽ちゃんと行きなよ。あんたは男湯でしょ。

由樹:ううっ。

留恵:その後、今度こそ卓球で決着つける。

陽介:返り討ちにしてあげるよ。

留恵:…朝ご飯食べたらね。

夏実:朝ご飯、なんだろう?

留恵:ご飯と梅干しだけだったりして。

由樹:そんなことないでしょ。