Last Kitten Heart encounter

ミポの回想シーン続き。夜、お城の裏口で………。

マポ:…って、ミポが言っている訳よ。

ハノ:まあ、ミポは真面目だから自分が悪いと思っているんだろうな。

マポ:あんた、私たちと同じ妖精として何とも思わなねーの?

ハノ:ミポは僕にとっても大切なヤツだよ。

マポ:だったら何とかする!あんた王女と仲いいでしょ?

ハノ:確かにそうだが。

マポ:妖精の中で唯一、王女と直接話が出来る王国側近でしょ。

ハノ:だからって、あのキノコの件は王女の独断で、変えられない。

マポ:ミポはどーするんだよ。

ハノ:妹を心配する姉さんの気持ち、それは自分だって同じ気持ち。

マポ:いつからあんたは私に対してそんな白状になったんだ?え?

ハノ:そろそろ帰って。そもそもこうして話している事自体問題だって知っているだろ。

マポ:帰らない。

ハノ:側近と一般国民がヒソヒソ話しているところを見たれたら、二人とも牢獄行きだぞ。

マポ:知らねー。

ハノ:僕が一般国民に情報漏えいをしていると思われるだろが。

マポ:そんなの、知りませーん。

ハノ:頼む!

マポ:嫌だ。

ハノ:それにな、この二人の関係が王女にでもバレたらどうする?

マポ:さーねー。

ハノ:側近になるために条件があって、ウソついてなっているわけだし。

マポ:あんたの責任でしょ?

ハノ:だけで済めばいいが、最悪ミポも…。

マポ:わかった。今日は引き下がる。でも、何とかしろ。

ハノ:出来るだけ。そっちでもなんか考えろよ。

マポ:ああ。

ハノ:じゃあ、ねえ…さ……。

マポ:どうした?

ハノ:誰か居る。

衛兵:そこにいるのは誰だ!

ハノ:…しまった。

マポ:ヘン!あのバカ王女に文句言いに来たんだよ。

ハノ:おい!ちょっと待て!

マポ:ちょうどいいところに赤の他人だけど、似たものが居たから言ってやったんだよ。

ハノ:やめとけ!

マポ:泣き虫王女!ツラ見せろ!この意気地なしが!

衛兵:王女侮辱であの妖精を捕まえろ!

マポは王女の悪口を言いながら逃走した。


翌日。出国門の前。

マポ:…って、訳で国外追放になった。メンゴ。

ミポ:かなり汚い言葉を言ったそうで。

マポ:『ラスきと』じゃあ、載せらんねーんだって。

衛兵:そろそろ出国の時間だ。

マポ:ミポ。元気でな!

ミポ:お姉さま…。

マポ:あと…。もし、あのバカ王女を説得できそうなヤツを見つけたら、その人にこの国のパスポートチケット渡す。

ミポ:うん…。

マポ:後はお前とその人で何とかしろよ。

ミポ:出来ないよ。そんなの。

マポ:やれ!もし、うまくいったら、また一緒に暮らそう。

ミポ:そうですね。

マポ:こんな、ねーちゃんでごめんな。

ミポ:そんなこと、ないです。

マポ:元気でな!